しまエコショップ

menu

お知らせ/新着情報一覧

取り組み紹介:おもひで屋

2020年03月31日

取り組み紹介:おもひで屋

しまエコショップ登録店舗
おもひで屋 取り組み紹介

時を経たものに価値がある
古いものに再び新しい息吹を

しまエコショップ登録店舗:おもひで屋

おもひで屋さんの取り組みをご紹介します。

omoide_c01.jpg

企業組合おもひで屋は、出雲市に蔵カフェ・着物のリメイク業等を運営しています。代表の阿部早苗さんは元々、服を作ることが好きだったこともあり、短大、服飾の専門学校で学んだ後、県外で家庭科の教員として勤務。その後島根へUターンし、松江市の障がい者施設で洋裁を教える仕事に就いた後、出雲市のオーダーメイドサロンへ再就職し、縫製・デザインの経験を積みました。結婚・出産を機に退職しましたが、自身で洋裁教室を開いたり、個人的にオーダーメイドの依頼を受けたりしている中、2001年に「おもひで屋」をオープン。カフェの経営と、着物を洋服にリメイクするという新しい分野で活躍されています。


着物リメイク

omoide_f01.jpg
omoide_f05.jpg
omoide_f04.jpg

きっかけは、叔母の着物を仕立てたジャケットを着ていた際にとても好評だったこと。それ以降、口コミが広がり依頼が殺到しました。古いものを活かすということは、タンスの奥に追いやられたものに再び光を当てるということ。昔の素敵な着物は、現代の形となって新しく蘇ることができます。また、10年、20年着られる服を作ることで、ものを大切にすることのへの意識、無駄な買い物を減らし、ゴミの削減にも繋がります。 2001年9月に島根県、松江市共催の「しまね環境フェスティバル」キモノ利フォームファッションショーにておもひで屋の服が披露されました。その後も、「レトロモードショー」(ファッションショー)を随時開催、様々な人にリメイクの魅力や新たな視点を提供しています。

おもひで屋の建物

omoide_c02.jpg
着物の帯をテーブルに

おもひで屋は築100年以上の蔵を再生し、雰囲気が良いカフェで落ち着いたひと時を過ごせます。カフェ店内の家具や雑貨は、アンティーク品やリメイク品を使用。昔からあるものをそのままに、新しいエッセンスを継ぎ足しながら上手く再利用されている空間です。ここで過ごす時間で心のリフレッシュをし、「人の再生」にも繋がればという願いも込められています。

おもひで屋の環境

蔵は自然の木々に囲まれた環境にあります。庭も自然のものを生かし、毎年できるだけ植物のありのままのサイクル(種が落ちて、そこからまた芽が出ていく)を重んじ、自然と新しい命が続いていく「命の循環」を目指しています。


  • お知らせ/新着情報一覧
  • 島根県
pagetop