JAしまねの直営店として、
地域の皆さまと共に環境配慮を実践しています。
しまエコショップ登録店舗：JAしまねラピタ各店

しまエコショップに登録のJAしまねラピタ各店の取り組みを紹介します。

JAしまねラピタは出雲市今市町のラピタ本店をはじめ、出雲市内に8店舗を展開する地元スーパーです。JAしまねの直営店として地元の新鮮な農産物を中心に、地元の食材を多く取り揃えています。 また、環境保護のため、3Rや省エネにも積極的に取り組んでいます。
各店舗での省エネや3Rの推進はもちろんのこと、地域のお客様と共に環境活動を進め、地域の意識醸成や活動の推進に向けても活動を行なっています。

レジ袋有料化 / マイバック利用の推進

2009年より、行政のレジ袋削減に向けた取り組みに係る協定に調印。レジ袋の有料化を各店舗で順次実施してきました。先行した取り組みの効果もありお客様のマイバック利用の浸透は早く、2020年7月のレジ袋有料化義務化の際には特に混乱はありませんでした。今では大多数のお客様にマイバックをご持参いただき、お買い物をしていただいている状況です。当時、食品部門以外、例えば衣料品売り場などでレジ袋の有料化について様々な議論がありました。マイバックを持たず有料のレジ袋を断るお客様に「衣類などを包装しないで持って帰ってもらうのはいかがなものか」「有料にならないリサイクルレジ袋を用意しては」などなど。議論を重ね最終的には、環境負荷の軽減を第一に考え、有料化／マイバックの推進を選択。お客様の理解は私たちの心配をよそに、とても早かったです。
有料化以降、利用されたレジ袋は激減しました。しかし、どうしても必要な場合がありますのでゼロというわけにはいきません。有料化でお客様にご負担いただくレジ袋代金は、各店舗分を市役所などへ毎年寄付し、環境・美化活動に役立てていただいています。

店頭でもさまざまな工夫を

地産地消を推進する充実した産直コーナー

フードマイレージ、輸入や国内でも遠隔地から輸送を行う食品は環境負荷の高い商品と言われ、環境負荷の少ない地産地消が推進されています。ラピタでは全店に産直コーナーを設置。JAしまね営農部と連携し、コーナーの充実を図り、その規模、品揃え、鮮度とお客様から高い評価をいただいています。産直コーナーは、高齢化の進む農業生産者や新規・若手就農者の貴重な収入源でもあり、持続可能な農業生産を維持する生産者支援という大切な役割も担っています。

食品廃棄ロスを減らす取り組み

鮮魚、精肉を中心とした生鮮品コーナー、弁当や加工食品といった惣菜コーナーでは鮮度管理、在庫管理を見直し廃棄ロスの減少に努めています。需要と消費のバランスを見定めながら、時間帯による値引きや廃棄ロスをできるだけなくすようお客様にもご協力いただきおつとめ品として販売するなどの工夫を続けています。また、お買い上げいただいた野菜などの商品を、余すことなく食べていただけるよう、デジタルサイネージなどでレシピを提供する取り組みも始めています。

お客様と共に進める3R

リサイクル回収BOXの設置

店舗入り口に回収BOXを設置し、ペットボトル、牛乳パック、食品トレーなどの回収を行なっています。長年続けているこの取り組みはお客様にも浸透し、多くを持ち込んでいただけるようになりました。回収したものは、リサイクル事業者に引き渡し再資源化が行われています。

リサイクル材料の利用推進

食品コーナーで多く利用する食品トレーなど、性能と品質を評価しながら、リサイクル製品への切り替えなども適宜進めています。ただ、コスト面や販売戦略等々、お客様の指向に応え、満足度の向上を図るには、全てをリサイクル製品に置き換えれば良いというものではないと考えています。お客様に商品をお届けする小売店の使命として、環境問題や循環型社会の形成、持続可能な社会といったキーワードに、お客様と共に歩み、意識と理解の醸成を図っていきたいと思います。

ラピタでは、照明やショーケースなどの省電力化、リサイクルの推進など自助努力をさらに推進しながら、地域に根ざす地元スーパーとしてお客様と共に、環境への貢献活動を考え、実践していく、そんな店舗となっていきたいと考えています。