取り組み紹介:有限会社松江第一部品
有限会社松江第一部品
リユース・リサイクルを通じて限りある資源を未来に残す!
しまエコショップ登録店舗:有限会社松江第一部品
しまエコショップに登録されている有限会社松江第一部品の取り組みを紹介します。
松江市宍道町上来待の山間に敷地面積10,000坪、工場面積2,200坪、西日本でも有数の工場を構える「自動車解体適正処理工場オートリサイクル島根」の中で、各種リユース・リサイクル事業に取り組む松江第一部品。自動車部品リサイクル事業を柱に、経営理念に「限りある資源を子供達の未来へ残すための3R推奨と自然環境保護」を掲げ事業展開をしています。
空き瓶回収から始まったリサイクル事業
創業者が始めた空き瓶回収が弊社事業の始まりです。そこから徐々に扱う品目が増え、今では自動車部品リサイクルが事業の中心となりました。環境問題が叫ばれる中、各種リサイクル法が施行され、私たちの業態は大きく変化しました。創業以来行っている空瓶回収については、松江市内で唯一の事業者となってしまいました。法で定められた設備機器などの整備が求められる中で、弊社では積極的に設備投資と体制整備を行い、今に至ります。常に変化するリサイクル事業の中で、地域の3R推進に寄与したいという創業者の想いを胸に取り組んでいるところです。
廃車買取で自動車部品を全国に販売
周辺地域の自動車販売店等で引き取られた廃車の多くが、解体処理工場に持ち込まれます。この廃車を自動車リサイクル法に基づき適正に解体処理しています。自動車には数万個もの様々な部品があるとされていますが、それを細かく解体・分別を行います。解体した廃車1台から3~4割程度出るエンジンやドア、ライトなどの使用できる部品やパーツはリユース部品として販売します。現在では約3,000点の部品やパーツをストックしており、中古部品流通の全国ネットワーク「ビッグウェーブ」や「ヤフーオークション」などを通じて全国に流通させています。リユースできない残りの6割には、鉄やアルミ、銅など貴重な資源も多く含まれます。これらを細かく仕分け、素材としてリサイクルしています。
自動車のリサイクルへの理解は一般の方にも浸透してきており、また、リユース部品へのニーズも高まってきています。リユース、リサイクルを積極的に進める事を目的に、弊社ではストックや工場の拡充など設備投資を行い、一般の方からの廃車買取にも力を入れています。弊社独自の取り組みとして、何かできることはないか検討し、しまエコショップご利用の特典としてQUOカードのプレゼントを準備しています。買取0円査定の車でも、貴重な資源です。ぜひご相談いただければと思います。
経営理念に基づく積極的な環境経営
弊社では、「限りある資源を子供達の未来へ残すための3R推奨と自然環境保護」を経営理念に、積極的な環境経営を実践しています。2014年に環境経営方針を策定し、エコアクション21の認証も受けました。これを機に会社全体で環境について学ぶ機会が増え、意識も高まりました。デマンド監視装置を導入し、目標設定と改善を繰り返し、省エネにも積極的に取り組んでいます。2022年1月には、リサイクル事業を通じて私たちにできることから持続可能な社会の実現に貢献できるよう、SDGs宣言を作成しました。
弊社の仕事は、リサイクルや環境そのものであり、私どもは誇りに思っています。「エコアクション」の大切さを学び、私たちが日々一生懸命に仕事をすることが、地域のリユース、リサイクルを進め、環境負荷の軽減につながるものと考えています。今後も努力と工夫を積み重ね、リサイクル事業を通じてこれからも社会に貢献していきたいと思います。