太陽光の自然エネルギーで電気の自給自足を
しまエコショップ登録店舗：東洋ソーラー株式会社

しまエコショップに登録されている、東洋ソーラー株式会社の取組を紹介します。

東洋ソーラー株式会社は、太陽光発電システムをはじめとした自然エネルギー関連機器や蓄電システム、その他省エネルギー設備の販売から施工、アフターメンテナンスまで一貫したサービスを提供されています。「自然エネルギーで満たされた世の中を創造する」という「未来創造」のために様々な事業を行っておられます。

自然エネルギーを広めたい

弊社はまもなく創業30年を迎えますが、当時から一貫して大切にしていることが「環境に配慮した自然エネルギーの普及」です。お客様に太陽光発電システムをご提案する際も「太陽光発電により東京ドーム何個分のCO2削減ができますよ」など、環境へのメリットもご説明してきました。その時は実感しづらいかもしれませんが、例えば休日に家族みんながそれぞれに電気を使っていても、「自家消費」だけでまかなえていることをモニターで確認できると嬉しくなります。設置したことで良さが分かり、結果、環境にも優しい生活をしていることを実感してもらえると思います。

「太陽光＝売電」の時代から「電気の自給自足」の時代へ

太陽光発電システムが普及し始めた頃、メリットのひとつは売電して利益を得ることでした。しかし、2009年に始まった太陽光発電の余剰電力買取制度（現在は固定価格買取制度（FIT制度）に移行）から10年が経過し、FIT制度が終了する家庭が増えました。FIT制度が終わると売電価格は大幅に下がってしまいます。そうした中でも、オール電化や電気自動車の普及など電気の需要が高まり、昨今の電気代の高騰もあり、太陽光発電を考えるご家庭が多くなりました。これからは、電気を「売る」のではなく、昼間に発電した電気を蓄電池に蓄えて夜間に使う、電気の「自給自足」の時代へと変化していきます。自然災害も増える中、蓄電池があれば停電時に電気の供給もできます。「冷蔵庫の食材が守られた」など、実際に体験された方からの反響は大きいです。
【創蓄～電気を創って蓄える～】
今、太陽のエネルギーを賢く使って地球に優しい生活をするという私たちの本来の目的に立ち返ってきていると実感しています。

地球環境のために取り組む事業者や町のためにも

国がCO2削減の取組を掲げる中、全国的にもCO2削減に取り組む企業や自治体が急速に増えました。そのため、山陰エリアの事業所や店舗からの相談もとても多くなりました。社会の環境問題への意識が一気に加速していることを感じます。また、電気代の高騰は家庭もですが、企業にも大打撃です。そんな中、一般家庭だけではなく、事業者様や店舗、自治体への産業用自家消費型太陽光発電や土地や建物を有効活用した発電事業などのご提案も増えました。「何か環境に良いことをやっていきたい」その思いを実現するための実務を担っているのが弊社です。今、多くの方から声をかけてもらえるのは、個人のお客様に支えられながら、地球に優しいエネルギーを普及しようという気持ちで一貫してやってきたからこそだと思います。

蓄積した知識を生かしCO2削減に寄与していく

島根県では脱炭素先行地域に邑南町が選定され、重点対策加速化事業に美郷町が採択され、弊社はオブザーバーとして両町の脱炭素の取組に参加しています。また、太陽光パネルと農業のマッチングなど、新たな可能性を提案して実現していくなど、太陽光パネル設置の取組も時代に合わせて変わってきています。
太陽光発電だけではなく、水力や風力など様々な自然エネルギーの可能性も視野に入れ、弊社の蓄積してきた知識を生かし、一般家庭だけではなく、企業・事業所や自治体のCO2削減や脱炭素の取組を支援するリーディングカンパニーであり続けたいです。